ネガティブとかについて思いをはせる

いじめとか、鬱とか、ネガティブについて考えたり思ったことを呟いたりしていたのですが、愚痴も多かったり。

相手が強いとは限らない

いじわるする子にもいわゆる理由があるだろう。

面白いから。気にくわないから。


相手が弱いと思ってるから。


と、同様にいじめられている子も当然のように、いじめてくる子が強いと思う。


暴力ができるから。拳が痛いから。自分を見下すから。

反撃するなんて思いもつかない。


ところがどっこい。おどろくことがおきた。


男の子が殴るふりをしてからかってきた。

怖がる姿が滑稽だったようで笑われた。


こっちに来ないでほしいと、前にだした手に何かが当たった。

味わったことのない感触に驚いて目を開ける。

そこには、先程までからかっていた男子が倒れこんでいた。

こっちは一歩も動いてなかったのに、なぜか近づいてしまったのだろう。顔のあたりを押さえていた。

そして大泣きしたものだから、騒ぎになってしまった。


本当に衝撃だった。


何度もなぐってきたくせに、たかが一発で。

こちらは一度も泣いたことなかったのに、大泣きで。



なんだ、こんなに弱かったのか。



日常的にいじめられていたのに、こんなことが騒ぎになって。

向こうが悪いのに、こっちが謝ることになった。


非常に不服だったが、好きな先生からうながされて謝る。

謝りもしない相手とは違うのだ。


それからその子はいじめなくなった。



本当に幼い頃の話である。

ゆえに、相手はふざけていたから軽く殴っていたのだろう。それでも痛かったけど。

対してこちらは身を守るために全力だった。そりゃあ痛いだろう。顔だし。


だけど、事実なんてわからない。

そんなことを子供の頭で考えられるはずもない。


ただ、その時が運命の変わり目だった。


いじめっ子を怖いと思わなくなった。

相手をいじめることで、優位にたとうとしているだけだ。

私は大声で歯向かうようになった。

思い通りになってたまるかと。