正しくない叱り方ってあると思うのです
赤の他人に、しつこく説教されたことがあります。
私の知らないマナーだったのですが、とりあえず謝りました。
「今度から気を付けます」と謝ったのですが、同じことを3回くらい繰り返して怒られたことがあります。
怒られた内容はともかく、怒られ方には納得していません。
そりゃあ、態度が悪く反省していなさそう、とかならまだわかるのですが…そうした覚えは一切無いだけでなく、
命の危険性などがあった内容でもなく、
「態度が悪い」とか「反省しているように見えない」とか言われる訳ではなく、
本当に同じ内容で3度も叱られたのです。
例として書くと
「それはダメ」と言われて「すみません」と聞き入れたのに対して
「本当にそれはダメだから」「ダメなのが普通なのに世間知らず」「ダメだと知らなかったのが信じられない」
といった感じに念押しされた訳である。
赤の他人と話す機会なんて、あまりない方だと思う。
それこそ時間をかけて話すことなんてないはずだ。
せいぜい道を訪ねたりして助けてもらうことぐらいしか思い付かない。
ナンパでいうとわかりやすいと思うが、赤の他人から話しかけられるというのは、それだけでわりとドッキリする出来事である。
他人に話しかけるのだって多少の勇気が必要のはずなのだが…。
その上で相手を説教して長々と同じ言葉で叱りつづけることができるのだから、なんというか。
それだけ赤の他人に時間を割ける余裕があるのはすごいと思う。
わざわざ仕事中を中断してる人もいるようなので、尚更思う。
しかしながら、なかには理不尽な説教もあるのが世の中だ。
叱られたからには訂正しなければと「訂正方法」を質問したのに、「自分で考えるべき」とか言って教えてくれなかったり。
説教した方が間違えていたのに謝罪もなかったり。
訂正できない部分を悪く言われたり。
できれば、正しい叱り方と、正しくない叱り方は、多少定義するべきではなかろうか。
絶対に正しい方法というのが無いのは知っているが、学校とかどこかしらで「褒め方」「叱り方」の例文ぐらいはあってもいいと考える。
人がそれぞれ生きやすくするためにも、正しい生き方ができる方法を私もしっかり知りたいし、広がってほしい。
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