病の酷かった私が欲しかった言葉
病中はどの言葉も嫌だった。
「すぐに治るよ」という励まし。無責任。
軽い病に扱われてる気がして悲しくなった。
「大丈夫?」という心配。哀れみ。
心配されるほど病気が重いんだろうと気落ちした。
「わかるよ」という共感。
これが一番大嫌いだった。
なら、私は何と言って欲しかったのだろう。
ずっとずっと、それを考えていた。
苦労してるね。頑張ってるね。という理解者。
だけどなにより欲しかったのは、
積極的な協力者。
何かあったらじゃなく、お参りやお守り、病気の対処法。
ほとんど全部一人でやってた。
多少はまわりも助けてくれたけど、そこまで暇じゃなかったんだろう。
だけど、きっと
「早く治るように協力するよ」
そう言ってくれる人が。
そんな、希望の言葉が欲しかった。
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