死ぬほど元気
寝込んでいたころ、辛すぎて消えたくて仕方がなかった頃がある。 でも動きたくなかった。 動けなかった。 何もする気力がなかった。 疲れ切っていた。 何もしたくなかった。 随分と元気になった頃。 だけど、できることが増えることにはデメリットもあったことを思い知る。 消えたくて消えたくて仕方がない時。 ... 続きをみる
死ぬほど寒かった
すごく寒い日に外に出た。 寒かったけど家に戻る気にはならなかった。 意地でも外にいたかった。 いわゆる家出がしたかったのかもしれない。 死ぬほど寒かった。 それでもよかった。
生きている
頭のなかで、なんども自分を消した。 一体何度自分を消せばいいのだろう。 痛いことが大嫌いだ。 死ぬのはすごく痛いと知っている。 だから生きている。 とある作品で、罪人に死よりも重い罰として苦しみながら生かすというのを見たことがある。 純粋にとらえたその意味も、歪んで聞こえる。 何度も死にたくなって... 続きをみる