限界を知る
限界まで頑張ろうという人がいる。
無理をしないでという人がいる。
全力を出せという人がいる。
限界って何。無理ってどこまで。
手を抜くなと言われて、その幅がわからなかった。
言ってしまえば、私はとっくの昔から無理をしていた。
たとえば走ること。息切れで、疲れきって、もう嫌だって思っても走ってた。
走れてしまっていた。
それは限界ではなかったから。
人は苦難を乗り越えて生きている。
だが、それゆえに苦難が重なるほど無理がわからなくなっていく。
無理や負担を重ねていくたびに何かが擦りきれていく。
本当の限界とは、体が壊れた時だ。
そうなってからでは遅いのに。
限界なんて見えるはずないと昔から思っていた。
崩れ落ちて初めてわかるのだ。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。