集団の中での孤独
楽しいグループ活動の中で、私がよくやっていたのは、
それを外から眺めることだった。
活動中ならまだ輪の中に入れてる。
問題は、自由時間と帰り道。
仲の良い子同士が2、3人に別れて楽しそうに話しているものだ。
知らないアニメの話や個人的なことの会話に、入ることなどできるはずもない。そうでなくとも横から入るのには勇気がいる。
ある日の帰り道、後ろから一人で彼らを眺めていた。彼らの中に私がいない。
悲しいと言うよりは空しく、目から色を失うかのような感覚を初めて覚えた。
新入りが入ってからは、一人でいる子に気軽に声をかけるようになった。
一人でいたい子もいるだろうけど、そうでない場合のことも考えて、面倒に思われてもいいだろうとふっきれたのは、おせっかいな先輩役としての立場になれるおかげだった。
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